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JR西日本の体質は、最近の日本社会を反映 [今日の出来事]

 4月25日の福知山線の大事故からJR西日本の体質が大きく問われている。
    ・経済優先の経営
    ・社員の再教育のあり方
    ・報告義務
    ・管理職の判断
    ・事故車両に乗っていた社員の行動
    ・そして事故当時のボーリング大会
どれをとっても情けない。
 そう思いつつも、今の社会の問題点を感じてならない。
 古い言い方かも知れないが果たしてJR西日本の社員の中で『「愛社精神」
を持っていたものはどれだけいたか?。』と問いたい。

 私もかって学校に勤務し教職員に「自分の勤務している学校を大切にしてほ
しい・愛してほしい。」と常々いろいろな方法で語りかけてきた。
 所属する組織を「大切に・愛する思い」が一人一人の職員が持っていれば教
育力は向上し地域・保護者から信頼されより発展していくからである。
 思い出すと
  ・担任している子どものことを、我が子や家族のように案ずる職員
  ・常に、よりよい指導をするため新しい試みを積極的に試みる職員
  ・勤務時間内は当然としても、時間外でもPTA・子どものための活動に
   積極的に参加する職員
  ・雪が降ると早く通勤して雪かきをする職員
  ・放課後、子どもの事故等があると積極的に病院へ駆けつけたり、対応す
   る職員
  ・大きな問題が起こったとき、休日であっても出勤してくる職員
  ・所属学校が誤解等で悪く言われると心から腹を立て、挽回に積極的に労
   を惜しまない職員
などが思い出される。つくづくよい職場で働いてきたと思う。

 しかし、世の中、
  ・営利中心の社会
  ・自分だけよければよいといった人間の増加
  ・仕事・給料は、生活の糧を得る手段というサラリーマン化
  ・フリーターを歓迎した少し前の社会情勢
  ・子どもを甘やかして育てたニートの増加
などを感ずると、日本社会のかってのよさが失われてきたのを残念に思う。。

 しかし、問題もあったが終身雇用制の日本の社会構造などを、否定し経済優
先の雇用体制に移行してきている企業や組織。これでは所属する企業・組織を
大切にするといった愛社精神などは生まれない。

 一部ではあるがかっての日本的な経営でのびてきている外国の企業もあると
いう。
 これからの日本の発展は、古いと言われるかも知れないが今までの日本的な
雇用体制の良さを生かし、甘えなく働きながら人間を育てていく企業・組織が
国際社会でも生き抜いていかれるのではないか。
 もちろん、学校教育のあり方も社会全体で『一人一人の子どもを、豊かな心
を持った人間として育てていく』方向で進んでいってほしい。

 [支離滅裂の文になってしまったが、真意をおくみ取りください。]


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死前問うた

はじめまして。

生命は、死を恐れない。死の面前で、
笑いながら、踊りながら、滅亡した人間を踏み越えて進んでゆく」

魯迅の言葉である。

地球規模で考えれば、一方で死者が出て、
一方で遊びに興じて美味いものに舌鼓を打つ。
こういう現象は日常茶飯事に起きているのでは?
ぼくも事故当日はビリヤードに興じてました。
ソマリア難民の飢餓や旱魃で日々死に行く子供達を見たら、
日本人(特に関西人)はまだまだ甘チャンだなぁと思います
人間は万物の霊長と思いあがり、人間原理を振りかざし、
生きることだけに特別な意味や価値を見出そうとするから、
中途半端なヒューマニズムに走りがちになるのでは?
死ぬこともまた意味があり価値があるもので、
生きているものは全て土に還り地球の一部になるのです。
そして食物連鎖により、ありとあらゆるものとして循環します。
自然現象(地震や旱魃、水害など)も地球が生きている証拠で、
人間も地球の一部(というか寄生虫?病気?)に過ぎないのです。
これがごくごく自然な現象であり現実だと思います。
最近のマスコミの論調を見ていると、そういう現実から逃避して、
他の事物に責任転嫁し過ぎなのではと熟々思います。
孫子の兵法(他を知り己を知るは百戦危うからず)じゃないですけど、
とってつけたような正義面を提げて、JR西日本(特に垣内剛社長)を
利益優先主義と槍玉に挙げる前に、まず自分達が視聴率第一主義である
ということを認知して貰いたいものです。
http://www.ii-park.net/~arimoto/
by 死前問うた (2005-05-06 13:20) 

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