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大阪寝屋川中央小殺傷事件 [子育て・教育]

 またまた学校侵入事件が起こり、1人の男性の先生が亡くなり、女性の先生
も2人重傷のようだ。

 犯人は17歳の卒業生の少年だそうだ。
なぜ、そのような事件を起こしてしまったのだろか。報道によると小学生の頃
からゲームに夢中になり、登校できないような状態があり、中学校の途中から
不登校になっていたらしい。
 ここまでをみると、やはり家庭のあり方に問題の1つがあったと思われる。
なぜ、ゲームづけを是正できなかったのか?。

 最近、子どもを甘やかし友だちのように付き合っている親子を見かける。
   ・大人と子どもは、違う
   ・いけないことは、いけない
   ・家族をたいせつにする
   ・近所の人と挨拶する
   ・他の人のいやがることをしない
   ・・・・
などという基本的なことを家庭で教えているように思えない子どもも見かける。
子どもを自立させるには、家庭の中・近隣社会の中でのルール・マナーをしっ
かり育むことが大切です。

 学校にとっては、このような事件が起こると管理体制がすぐ問われる。
当然であるが、今回の事件が起こった学校は防犯カメラも導入され、全国でも
侵入者対応はなされている学校のようだ。防犯カメラの導入すらされていない
学校の方が、圧倒的に多いはずである。
 管理機器を導入しても、それを現在の忙しい教職員にゆだねることは無理で
ある。人的なきちんとした配置が絶対に必要である

 多くの学校も安全管理のマニュアルを作成しており、防犯訓練の実施や地域
住民によるパトロール、警察官の定期的な立ち寄りなど、さまざまな安全管理
に取り組んでいる。

 中山文部科学相は15日の閣議後の記者会見で、今回の事件について、「訪
ねてきた卒業生をシャットアウトするのはどうかと思うので、学校の安全管理
は難しい」としながらも、「(学校は)子どもたちを預かる施設なので、もっ
と厳重な安全管理を考えなければならないのではないか」と語ったそうだ。

 私も、1月21日の BLOG 「学校の安全管理」で書いたが、「どんな素晴ら
しい監視システムを備えても、それを生かすには現在の学校の教師や職員だけ
では不十分である。子どもの安全の確保には、学校や地域の協力に負うところ
が大きいが、人的配置も含めお金もかかるのである。子ども達のために国とし
て配慮すべきことであろう。」と。

 今回の犯人は学校に対して「小学生のころにいじめを受け、学校に不満があっ
た」と言われているが、子どもの指導の難しさも含め、学校の安全対策を今後
どう解決していくか、国民としても大きな課題である。


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