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1日は挨拶から [今日の出来事]

 家の2階に寝ている私は、朝起きると1番遅く1階の居間へ降りていく。
普段は妻は食事の準備、娘は仕事に出かける出勤の準備中である。
 そこで「おはよう」と声かけするのだが、娘の方から先に元気のよい声がかか
るときは今日は元気だなと感じ、1日気にすることもなく過ごす。
 私の方が先に声をかけ、返事の声が小さいときは何かあるのかなと気になる。
気になっても本人が何も言わなければ、1日頑張ってきて欲しいなと心の中で思
い、何もできないでいる。仕事を終え普通に帰宅してくれば一安心。
 幾つになっても親ばかである。

 その後、毎日朝の散歩をしているが、すれ違う人はほぼ同じである。いつのまに
か朝の挨拶を交わし合う人も数人いる。挨拶以外、話をしたことはないが「おは
ようございます。」の一言でも気持ちのよいものである。いつもの時間にその方
と出会わないと体調が悪いのかななどと心配してしまう。
 しかし、こちらから挨拶しても“返事もない”“いぶかしい顔をして無視して
過ぎ去る”・・・人もいる。数回はこちらから挨拶の声をかけるが反応がない場
合はあきらめ、ただすれ違うだけである。なんとも寂しいことです。

 朝の散歩から帰り、食事をし娘とテレビの「今日の運勢」などをみて自分の星
座の今日の運勢がよいと「よし」と、悪いと「気をつけなくちゃ」と言い合い、
それぞれ仕事に出かける平凡な1日がスタートする日々である。


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